経済的自立を目標に毎月コツコツと金融資産を積みたてているサラリーマン
投資信託の出口戦略研究のため定率売却を実践し、資産が枯渇せず安定した運用ができるのか確認したりしています
チャート分析や空売りテクニックよりも株で利益を得るのに大切なこと
日本人の多くの方は株式投資はパソコンの画面の前に張り付いて数秒、数分後の株価の動きを予想し常に頭と指をフル回転しているのが株式投資だと思っている人が多いことでしょう
でも実際に株式投資をしているとパソコン画面に張り付いてトレードする必要はないですし、市場が開いている間ずっと取引している人は自分の周囲にはいませんしインデックスファンドを買った後放置している人が大半です
そして、誰もが一度は考え学ぶチャート分析や空売りテクニックですが、高確率で資産を減らします
チャート分析や空売りで利益を得ようとするよりも高確率で利益を得る方法をご紹介します
株式投資で利益をあげる方法は実にシンプル
株式投資で利益を上げるのは実にシンプル「買った時よりも高い価格で売る」です
では、短期投資と長期投資どちらが高い確率で株式を買った時よりも高い価格で売ることができるのか、この記事に辿り着いた読者の方々なら即答できる方も多いでしょう
答えは長期投資、米国の代表的な指数であるS&P500の長期チャートを確認すると短期的には含み損を抱える時期はあれど、長期的に運用すると含み損を抱えるほうが難しいことが容易にイメージすることができます
だって、長期的に右肩上がりで推移して数年、数ヶ月に1度最高値更新!なんて景気のいいニュースをやっているくらいですからどの地点で買っても最高値更新しているタイミングでは誰もが含み益を持っているはずです
バイ&ホールド戦略は凡人の味方
バイ&ホールド戦略は至ってシンプルで積立設定をした後は何もすることは、資産運用の評価額の推移を眺めて利益確定したい欲や損切りして逃げ出したい恐怖に耐えることです
世界が経済成長、技術革新を止めない限りあなたが投資したお金を使って経済を回し、会社を成長させてもらうことであなたが投資したお金が高確率で増えていきます
私自身、子育てと仕事で1日はほぼ終わってしまうので市場の動向を逐一追っていることができないためバイ&ホールドを実践していますが余剰資金が発生した時に追加購入するだけで手間要らずですし短期的な値動きを予想できない凡人でも利益を上げられているのでインデックスファンドって素晴らしいなって素直に思います
市場の片隅に居続ける
インデックス投資かならほとんどの方が一度は聞いたことがあろう名著「敗者のゲーム」の著者チャールズ・エリス氏は稲妻の輝く瞬間い居合わせろと書かれています
株価が急落していき底を打った時の上昇のリターンはとても大きく、わずか数回のリターンを取りこぼすだけで運用成績が格段に下がってしまうので、常に市場に居座り下落も上昇も全部受け入れることが大切だと言うこと
下落時はどこまで落ちるのか不安を抱える日々を過ごしますが、これまでの歴史では必ず底を打ち下落始めより高いところまで上昇し続けました
底付近で損切りしてしまったら株で損した人になってしまいますので、利益を得るためには下落し続けても落ち着いて市場に居座り続けることが大切です
チャート分析、空売りで利益を得るのが難しい理由
人はなぜチャート分析や空売りをするのか、答えはシンプルで早く利益を得たいからですよね
年利6%で増えていっても投資している資金が100万円であれば1年で6万円しか増えませんが、短期売買で当て続けたり空売りを当てれば年利100%も決して夢ではありません
インデックスの上昇を上回るにはチャート分析して短期売買するか、下がりそうなタイミングで空売りを仕掛けることが必要になってきますが、多くの凡人は安定して利益を積み重ねることができないのと仕事をしている人は売買に集中することができないため予想外の動きがあった時に今までの利益を吹き飛ばすほどの含み損を抱えてしまいます
トレード専業でやれる人、勝てるようになるまで努力し続ける人以外は安定してインデックスファンドを上回る成績を安定して出すことが難しいのです
チャート分析、空売りを学ぶ必要はあるのか
短期投資家の目線を知るのにチャート分析を学ぶことは価値がありますし、空売りも利益を得るための知識として持っていて損はありません
特にチャート分析は短期的に激しく上下した時に眺めるとある程度学んだチャート分析通りに動いていることがあるので短期の人はこのラインにならってトレードしているんだろうなと想像することができます。チャート分析なんて無視して動き回るのが大半ですけどね
凡人には長期目線で市場に居座り続けることを勧めていますが、もしかしたら短期売買の才能や嗅覚をあなたは持っているかも知れませんので学ぶだけ学ぶのもいいでしょう
実践する時はプランを複数持って臨む
為替も株価の値動きも短期的にはランダムウォークでどっちに進むかわかりませんので短期売買初心者の方や凡人がチャート分析や空売りをする場合は複数プランを持って売買に挑みましょう
しっかりと損切りするルールと損を抱えてしまった時のリカバリー案を持っておくことで短期売買で負けた時にも感情をフラットに保ことができます
例えば、長期投資での利益分までの損失は許容するとか1ヶ月分の給与までの損失は許容するとかですね
資産運用全体でいくらまでの損失なら許容できるののか、普段の給与でリカバリーできるのかしっかり考えてから挑まないと精神的に辛いのでプランだけはしっかり立てておきましょう
高確率で利益を得たいなら短期売買はしないのが無難である
株式売買は手数料、税金が発生するので株式を買って放置した人よりも短期売買をした人の方がリターンが目減りしやすい性質があるため短期売買をしないほうが長い目で見たときにリターンが大きくなる傾向があります
しかし、長期での資産運用は大きな利益を得るまでに時間がかかるのも事実ですし、もしかしたら短期売買の才能があって大きく成長させることができるかもしれないので経験としてチャレンジしてみるのもありだと思います
仕事やプライベートで忙しい人はチャート分析や空売りなどごちゃごちゃ手を加えることなく、長期目線で市場に長く居座って利益を得ることを狙いましょう