投資と副業の活動記録 記事へ飛ぶ

レバナスを主軸に置いたFIRE計画を考えてみたら簡単に達成できそう

  • URLをコピーしました!
この記事を書いた人

経済的自立を目標に毎月コツコツと金融資産を積みたてているサラリーマン
投資信託の出口戦略研究のため定率売却を実践し、資産が枯渇せず安定した運用ができるのか確認したりしています

1日でも早く経済的に自立して自由な人生を歩みたい!会社に大きな不満はないけど若いうちにしかできないことを時間を気にせずにできるように早くリタイアしたい!そんな願望を会社員として働いたことのある方なら一度くらいはそんなことを考えたことはあることでしょう

しかし金融資産を4%取り崩しして月20万円、30万円の収入を得ようとすると必要な金融資産は6000万円以上となるので高収入の人しかできないのかな?と自分には無縁なことだと思ってしまいます

オルカンを毎月3万円コツコツ積立投資を行うことで老後資金程度の資産を築くことができますが早期リタイアを実現するには程遠いです

しかし、NASDAQ100に2倍のレバレッジの掛かったレバナスを主軸に置き計画を考えるとレバナスを1500万円まで積み上げた後に1.5%〜2%で定率売却を行うことで経済的自立が達成となります!

レバナスにもしっかり投資

私自身も金融資産の一部にレバナスを組み込み金融資産増加の加速を狙っています。レバナスを活用して経済的自立をするにはどうしたらいいのか考えるのに必要な情報をまとめました

目次

そもそもレバナスとは?

たまたま当記事を見かけた方のために簡単な解説を記載します。既にレバナスを理解している人は読み飛ばしてください

レバナスとはアメリカのNASDAQに上場している上位100社で構成されるNASDAQ100指数の上昇率に2倍のレバレッジを掛けた投資信託で右肩上がりの相場に非常につよい反面下落局面では大きく値下がりしてしまう扱いの難しい商品です

私も攻めの資産運用として運用していますが利益や含み損が大きく発生してくると売却したくなってくる欲が出てきます。しかしFIRE達成には目標評価額まで売却しない強い握力が必要なので必死に耐える必要があると感じます

圧倒的メリットは上昇局面での強さ

元指数であるNASDAQ100が2%上昇した時、レバナスは4%上昇します

通常あり得ませんがレバナスの破壊力をわかりやすく表すために元指数であるNASDAQ100が毎日2%上昇し、20日間経過するとどうなるのかざっくり計算してみると次のようになります

元指数が毎日2%上昇し20日継続した場合

NASDAQ100は48.6%上昇

レバナスは119.1%上昇

等倍のNASDAQ100でも約1.5倍なので十分すごいですがレバナスはさらに上昇し約2.2倍になってしまいます。凄まじいパワーですね

これだけみると右肩上がりの指数にレバレッジを掛けないのが馬鹿馬鹿しく感じてしまいますが指数にレバレッジを掛けるデメリットはないのでしょうか?

デメリットは下落する時はとことん落ちる

上昇の時と同じように毎日2%の下落が20日続いた場合はどうなるのかを計算した結果が下記になります

元指数が毎日2%下落し20日継続した場合

NASDAQ100は33.2%下落

レバナスは55.8%下落

等倍のNASDAQ100は下落開始から約33%下落してしまうのに対してレバナスの場合は約56%も下落してしまいます。下落が続いた時のパワーも凄まじいですね

レバナスを主軸に置いてFIREを達成しようと思ったらこの下落をくらう覚悟を持たなくてはなりません

本題!レバナスFIRE計画

はじめにレバナスを目標の評価額まで育てる必要がありますが毎月いくらほど積み上げていけばいいのでしょう?1.5%前後の定率売却で月20万30万円程度の収入を得るには1500万円くらい必要なので1500万円を目標評価額としてレバナスを何年運用すれば達成できるのか検討してみます

レバナスはインデックスの亜種なので

個別株であれば個別株の分析をしてアクティブに運用していく必要がありますが、レバナスはNASDAQ100に2倍のレバレッジを掛けているだけのインデックス商品の亜種なので難しいことを考えず淡々と積立ていきます

敗者のゲームを参考にするのであれば下手に動かず下落も上昇も全てを受け入れてNASDAQ100の成長を信じて流れに身を任せることが非常に大切です

レバナスの利回り計算にはQLDを使います

レバナスの過去の利回りを調べるのにはレバナスの元祖とも言えるQLDのパフォーマンスを使ってみるといいでしょう。QLDの過去データを拝見するとQLDの過去の年利が約38%というデータを見つけることができます

38%も毎年上昇するのは考えにくいですが今回は年利38%を使って積立投資シミュレーションを行った結果,初期投資額0万円で毎月3万円をレバナスに積み立てると約8年で目標の1500万円に到達する結果となります

レバナスを毎月3万円積立ると8年で1500万円を達成できる可能性がある

少しでも早く目標評価額まで到達させたい場合は初期投資額にまとまった金額を入れておくと積立期間を短縮できますが日々の値動きでメンタルにじわじわダメージを負う可能性があるので少しづつ投資して心を慣らしてください

定率売却の%は幾つにするのか?

経済的自立を長期期間保ために毎月取り崩しても金融資産が減らない加減で売却率を設定してあげる必要があります。加減を間違えるとFIRE失敗となりかねませんので安定して取り崩していける%を探る必要があります

QLDの過去の年利が約38%、月利換算すると2.7%のためレバナスの定率売却は2.7%!と言いたいところですがギリギリを攻めてしまうと想定外の事態が発生した際に資産を減らしてしまう可能性が高くなりますので攻めすぎた設定は禁物

定率売却を設定する一つの参考資料としてレバナスを2%定率売却テスト実施しています。レバナスの評価額が大きく減らないけど暴落時のクッションのために適度に成長してくれる塩梅を実際に売却して探していますのでぜひ参考にしてください

【事例】生活費別に必要なレバナス評価額はいくらか検討

毎月定率売却する%を大きくすれば必要な資金は少なくなりますが%設定は無数に存在するので2%定率売却した場合に必要レバナス評価額を整理しました

2%で計算しまとめた物なので1%定率売却したい場合は単縦に2倍の評価額が必要なものと考えてください

生活費から逆算すると
  • 月生活費10万円:500万円
  • 月生活費20万円:1000万円
  • 月生活費30万円:1500万円
  • 月生活費40万円:2000万円

必要資金はコツコツ積み立てるのがおすすめ

上下の激しいレバナスにいきなり数百万円の貯金を資産運用に回すことは抵抗感が強いですし、貯蓄もない方も多いと思います。そのため筆者はFIRE達成のためのレバナスを使うのであれば毎月の積立でコツコツ形成していくことをおすすめします

積立をおすすめする1番の理由は、日々の値動きに心を慣らすためです。大きな下落が来たときに大きな含み損を抱えて、恐怖に耐えきれず狼狽売りしてしまうことを避けるためにも徐々に値動きに慣れるように少額から始めましょう

積み立てる過程でレバナス投資に向かないと感じたのであれば早い段階で撤収すればいいですし

レバナスとリスクの低い資産でバランスを取る

レバナスはレバナスのメリット/デメリットでお伝えしたように上昇も下落も極端な動きをするためリスクの低い現金などを別で管理し定期的にリバランスしてあげることが重要となってきます

大きな下落は数年に1度やってくるので必ずレバナスとは別枠で生活資金を確保しておきます

狼狽売りを防ぐためにも必ず守ってください。平常時には売るわけないと思っていても実際に下落し続ける市場に身を置いていると正常な判断ができなくります

好きなことをして収入を得る訓練も行うと面白い

取り崩しする金額は最低限の生活費確保のみで想定してしまうと娯楽などに割くお金が少なくなってしまい、ブラック企業から解放されても娯楽の少ない生活になってしまいます。そこでおすすめなのが副業を行い収入を得ることです

会社やアルバイト以外から収入を得ることは意外と難しいですが、資産運用時期にやっていれば毎月の投資額の足しにもなりますし情報発信するスキルが高まったりマーケティングの知識が身に付きます

物販もプログラミングもよくわからん!って人におすすめなのがブログです。FIREを達成した人のブログは資産形成の過程や下落した時のメンタルの保ち方などを学ぶためによく読みにいきますので需要があると感じています

レバナスには無限の夢がある

レバレッジをかけずに長期運用を実施すれば20年、30年後に数千万円、1億円の資産を築くことは実現可能ですが社会人になってから長期運用して大きな資産を築けても仕方ない!もっと若いうちに自由に生活してみたい!そんな夢を叶えてくれる可能性を秘めているのがレバナスです

私はこのブログ内でレバナス保有の証券口座の運用記録を公開しているのでレバナス持ってた人はその後どうなっているのかたまに思い出して見に来てくれると嬉しいです

関連記事

おすすめの書籍

あなたに自由を与えてくれる富について教えてくれたり、普段の仕事や生活の考え方について気付きを与えてくれます

投資の握力を高める書籍

敗者のゲームとランダムウォーカーを分かりやすくまとめてくれた書籍で資産の築き方について理解を深めることが出来ます

節約の基本を学ぶの書籍

節約や投資、保険の話など日本人が学校で教わってこなかったことを分かりやすく教えてくれる書籍です

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次