経済的自立を目標に毎月コツコツと金融資産を積みたてているサラリーマン
投資信託の出口戦略研究のため定率売却を実践し、資産が枯渇せず安定した運用ができるのか確認したりしています
節約は贅沢を我慢することではなく自分にとって価値ある物にお金を使うということ
節約と聞くとケチ臭く感じるし我慢するものというイメージが根強くあると感じます。次のような行動をしていることを客観的に見てみるとそう感じてしまってもしょうがないと思いますが
- 旅行に出かけるのを我慢したり
- 食べたいものを我慢したり
- 欲しいブランド服を我慢したり
- 同じ商品でも1番安く買えるところを探したり
将来が不安だからと欲しい物があるのにケチ臭く購入を我慢していませんか?ストレスなく節約できていますか?ストレスを溜めながら節約をしているのであればその節約は間違った行動をしているのかもしれません
私にとって節約とは自分にとって価値がある物を認識し、不要な物は買わない意識を持つことだと考えています
節約とは消費の中から無駄な浪費を取り除くこと
節約は普段の生活の中で消費する物を全て安く抑えたり、旅行などの娯楽を我慢するものではなく自分の価値観や将来の目標、目的から現在の自分にとって価値のある物やサービスを取捨選択することです
つまり、自分にとって価値のあるモノにお金を消費し、周りの影響を受けてお金を浪費していたモノにお金を使わないように考えを改めること
節約とは自分が本当に価値を感じる物にお金を使う、自身の価値観にあった消費行動を正しく行えるように修正する行為です
価値を感じるモノは人それぞれ違う
ゲームが趣味の人は定期的にソフトやハードを買ったりしますが、ゲームをやらない人からしたらなぜ買うのか理解できません
読書が趣味の人は定期的に本を買いますが、普段読書しない人からしたらなぜ買うのか理解できません
趣味趣向が違えばお金の使い所も違います
節約も同じように人によって価値観が違うのでケーキが好きな人が食費を我慢することは難しいですし、旅行が趣味な人が旅行を我慢するのは難しいでしょう
でも興味の薄い部分で周囲の人との付き合いで浪費していた支出なら浪費を抑えるのは簡単です
時計に興味がないのに見栄を張って高級ブランドを買う必要はないですし、車に興味がないなら見栄を張らずに大衆車ににればいいです
大体支出が多い人は周りの目線を気にして見栄を張った消費行動をしている人が多いと感じますが、周りの目線を気にして見栄を張らず、自分にとって価値があるモノにお金を消費する癖をつけます
節約は自分に価値はあるモノに消費する
自分にとって価値のあるモノに消費する癖がつくと節約しているという意識がなくなります
「自分がやりたいことをやっているだけ」そんな感覚です
繊細な味の変化がわからないのに味が自慢の高級料亭に行ってもお店の雰囲気は楽しめますが味に関してはイマイチですよね。雰囲気代も含めて料理の値段設定をされているかもしれませんが、味や食欲を満たしたいならファミレスの方が安くて量も多いので満足感が高いですよ
友人、同僚が有名なお店に行っても意地を張らず、見栄を張らず自分にあった飲食店に行くようにする
人付き合いを気にしすぎて好きでもない飲み会の2次会に行かない!帰りたいならすぐに1次会で帰る!
各人によって価値あるモノは違うので個々の価値観に合った消費行動をすることが節約の本質的なところです
多くの人にとって価値の薄い項目は固定費である
食費や交際費、旅費は人生を豊かに彩るための大切な出費、友人家族との食事、旅行どれも大切で価値のある消費です
では、価値の低い出費の大部分はどこでしょうか?答えは固定費にあります
- 毎月のスマホ代
- 毎月の家賃
- 毎月の保険料
なんとなく名の知れた大手キャリアと契約して月に1万円以上支払っていませんか?お値段半額以下の格安SIMでも満足いく通信速度、エリアかも知れません
新築の方が綺麗な気がするからと新築物件を借りて住んでいませんか?新築も築10年も内装外装の違いはほとんどないですし設備もほとんど変わらないかも知れません
営業の言われるままに契約して多額の保険料を支払っていませんか?怪我して入院した時のことを過剰に恐れすぎて多額の保険に入っているより、保険料を抑えた分貯蓄に回した方が入院したとしても安く済むかも知れません
固定費はしっかり自分の価値観と照らし合わせて決めると何十万と一年で出費する額に差が出ます
格安スマホなら月千円程度になりますし築10年経っている物件なら新築より数万安く借りられますし、保険も余分についたものを外して掛け捨ての保険にすれば数千円で収まるでしょう
一度固定費の内容が自分の価値に合致しているか確認することをおすすめします
節約とは贅沢を我慢することではない
贅沢を過度に我慢するような節約は幸福度を下げてしまうのでおすすめしません
自分にとってお金を使う価値があることは何なのかじっくり考え、向き合い消費行動を見直していきましょう
自分にとって価値あるモノにお金を使い、価値の低いモノにはお金を使わないそんな意識で節約をしてみてください